横内謙介と歌舞伎浄瑠璃のホープ・竹本葵太夫が再び組んで新作に挑みます。物語は、原作・小池一夫、作画・小島剛夕の劇画『首斬り朝』。
厚木シアタープロジェクト ネクストステップ第1回公演
劇団扉座第46回公演
『新浄瑠璃 朝右衛門』
原作:小池一夫/作画・小島剛夕『首斬り朝』より
作・演出:横内謙介
日程
【厚木公演】
2010年11月27日(土)・28日(日)
文化庁 平成22年度 優れた劇場・音楽堂からの創造発信事業
厚木シアタープロジェクト ネクストステップ第1回公演
厚木市文化会館 小ホール WEBサイト
主催:(公財)厚木市文化振興財団 扉座
応援:厚木シアタープロジェクト市民応援団
【東京公演】
2010年12月1日(水)〜 5日(日)
紀伊國屋書店提携公演
新宿東口 紀伊國屋ホール WEBサイト
出演者
岡森諦 中原三千代 有馬自由 犬飼淳治 高橋麻理 鈴木利典 岩本達郎 上原健太 鈴木里沙 高木トモユキ 川西佑佳 安達雄二 江原由夏 上土井敦 新原武 串間保彦 栗原奈美 藤本貴行 鈴木崇乃 江花実里 吉田有希
オーディションで選ばれた市民(厚木公演のみ)
2004年、2009年と上演を重ね、全国各地で好評を博した『新浄瑠璃 百鬼丸』に続き、
横内謙介と歌舞伎浄瑠璃のホープ・竹本葵太夫が再び組んで新作に挑みます。
今回の物語は、原作・小池一夫、作画・小島剛夕の劇画『首斬り朝』。
幾たびも映像化の企画が生まれながらも、首斬り役人の物語という性格上、
無惨な処刑シーンの描写を避けられず、実現困難とされていた伝説的な傑作です。
それを演劇ならではの手法を駆使し、言葉と肉体のチカラで、小池一夫・小島剛夕の哀しくも無常なる人間ドラマを伝える舞台作品に仕上げます。
百鬼丸が中世的な時代物だったとすれば、朝右衛門は近世の世話物的な色合いが深くなるものです。それはまさに浄瑠璃の魅力が引き立つ世界であり「大人が泣ける時代劇」の誕生になると確信しています。
今年の夏も歌舞伎ゼミナールを開催するなど、現代と伝統の融合を得意とする扉座の新感覚時代劇にご期待下さい。 なおこの公演は文化庁の
「平成22年度、優れた劇場・音楽堂からの創造発信事業」に選ばれた厚木シアタープロジェクトのひとつとして、厚木市文化会館で起ち上げ、厚木から全国に発信してゆくものです。厚木公演では、浄瑠璃ワークショップを行い、オーディションで選抜した浄瑠璃コロスを結成して大迫力のシーンを展開します。
また新宿公演は紀伊國屋ホール(本店)にての久々の公演となります。同時代を生きてきた劇団が少なくなっていく今、敢えて劇団力を世に問う、劇団の聖地にての総力公演となります。
スタッフ
原作:小池一夫
作画:小島剛夕
作・演出:横内謙介
浄瑠璃作曲:竹本葵太夫
美術:中川香純
技術監督:大竹義雄
大道具:島崎義行
照明:塚本悟
音響:青木タクヘイ
衣裳:木鋪ミヤコ
演出助手:田島幸
舞台監督:大山慎一
協力:
MANGA RAK Inc. 小池書院 松竹 星野事務所 krei inc. アンテーヌ リベルタ JUSTICE プランニングアート ASG ステージオフィス ドルドルドラニ 大山組 明和運輸
宣伝美術:吉野修平
タイトル文字:小林 覚
票券:小林香織
制作:財団法人厚木市文化振興財団<厚木公演>/赤星明光・田中信也(扉座)
製作:財団法人厚木市文化振興財団 扉座<東京公演>