2002年12月                             

さらば今年!(2002.12.31)

つかの間のバカンスから帰って参りました。
 実は旅先(とあるアジア)の宿にインタネットサービスがあって、試してみたら、我がホームページもにもちゃんとアクセスできたんだよね。ちょっと感動、外国からでもちゃんと見えてた。(当然と言えば当然なんだけどサ)
 ただ、ここの書き込みは文字化けしてて、ダメでしたネ。その仕組みは私にはさっぱりわかっていないので、そう言うモンだとしか思わなかったけど、たぶん外国からも書き込みが可能になる仕掛けはコッチで作れるんだよね。まあ、暇なんかないだろうけど、一応気にしておいてよ、プロフィールの英訳コーナーもさ。ね、田中クン。世界にはばたきたいからねえ、私らも!
 しかし、私が留守の間にも、ちゃんと進んでいますねえ、ラブ3!大西レポートを読んで感心致しました。と同時に一気に現実世界に引き戻されましたね。昨日までは、30度の気温のなかで、ぼーんやりと森とか眺めて、何だか精神世界の漂泊者のような感じで、曖昧な気配の日々を過ごしていたのに……
 これにて私の休みは終わり、年明けからはまた、演劇活動に戻ります。
 今年もいよいよあとわずか、皆さんはどこでどんな風にお過ごしでしょうか?仕事の人も多いんだろうな。
 日頃はここを眺めているだけの皆さんも、明日からはお正月です。どうぞおとそ気分で何かメッセージを残して下さい。
 あと扉座通信の感想とかもね。新年に間に合わすのだと、田中クンが死にそうになりながらまとめとめ労作です!

 では皆様、良いお年を!



ひと足早く 良いお年を!(2002.12.25)

明日から、年内一杯旅行に出るので、しばらくお休みです。
 今年もいろんなことがありました。といっても劇団の公演はホスト茅野にかなり頼ってしまったけれど。
 まあ、表を茅野に任せて、舞台裏に引っ込んで目に見えないとこで地道にやっていた仕事が、来年にはさまざま目に見えてきますから、楽しみにしていて下さい。
 不況だし、世情不安だし、年が明けても、あんまり良いことが待ってるような気はしないけど、12月9日のレノンのコンサートでヨーコさんが叫んでいた気分で、私も言いたいと思います。
 みんなで、がんばっていきましょう。

 どうか良い年を。
 元気で、またお会いしましょう!

<<メリー・クリスマス >>
26日から、年内一杯旅行に出るので、クリスマスと言うよりは掃除だの、片づけだの、超年末的な一日を家で過ごしておりました。
 もともと酒は弱いから、乾杯とかもしないし。
 皆さんは、楽しいクリスマスだったでしょうか?
 レノンのハッピー・クリスマスを聞く度に、私たちを思いだしてくれていたでしょうか?

 と言うわけで、私、こんとこかなり集中してここに書き込んで来ましたけど、26日からしばらく不在になります。パソコンを旅先に携帯する能力はないので、ゴメンね。
 しかし、私が消えれば、きっと代わりに誰かが現れるので(特に若者が)そいつをイジって楽しんで下さい。ホスト茅野も復活してきたしねっ。
 それと、すでにご存じの方も多いカモだけど、元旦の日、NHKの衛星放送で、『新三国志Ⅱ』のノーカット放送があります。
 見てみたいけどチケットが高いので……
 と言う人も多いと思います。この機会にぜひ見てみて下さい。
 来年はその続編が上演されるのです。



あー疲れた(2002.12.24)

昨日は厚木で小学生のための演劇講座。今日はラブ3の最終オーデションでありました。
 特に今日はハードだった。私とホスト茅野とコンビニマン田中、トシノリ、応援に村内、中沢、そしてタップ教師の亮が見守って、12時にスタートして、終わったのが午後10時という、オーイ下手したらロンドンに着いちまうぞ、どーなってんだよコラ的な、マラソン一挙上演となりました。
 実際は長くても2時間半にしなきゃなんないわけで、7時間半分は、本日をもってお役目終了。つまりボツに決まったワケです。4分の3を捨てたんだね。ここに至るまでにもすでにずいぶんボツにしてて、作っては捨て、作っては捨てで、本当に良くできた一握りだけが、2月の本番で日の目を見ることになるのです。
 ラブ3は大変だけど、なかなかスゴイというのは、こういうとこなのね。手間と時間がかかってるんだ。その上で厳選している。
 はっきりいって10時間は、辛いですよ。オレと田中は腰痛持ちだしさ。おまけにうちらの稽古場が寒いんだ。
 しかし、まあ、この日をもって永遠に消える芝居もあると思えば、これもまた貴重な時間かなと思うけどさ。どれも必死に作ったやつだし。(私が何とかしようと結構時間かけて手伝った作品もいくつかここで消えたのだよ。私だって辛いのよ)
 ともあれ、私の年内の活動はこれにて一区切りでござりまする。
 ホスト茅野は、明日の夕方に稽古するぞと、鬼のような爆弾発言をしてましたがね。
 イブはホストの稼ぎ時だろうと思うけど、こういう日は逆に動きが取れないんだってサ。相手を一人に絞るワケにはいかないから、黙って仕事をしてるのが一番なのだと、ホストは申しておりました。かくして、哀れな研究生たちは、明日の夜の約束を慌ててキャンセルしなくてはならなくなったワケであります。そうやって演劇人たちは、普通の恋人を失っていくのだね。
  
 クリスマスイブにも、寒い稽古場でホスト茅野にしごかれる彼らに励ましたのお言葉を!
 そして皆さんは、どうぞ良いクリスマスイブをお過ごし下さい!



茅野イサムが (2002.12.22)

茅野イサムが背広姿で歩くと、必ずホストと間違えられる。昨日も、2カ所でそう言われた。



忘年会 かい、かい(2002.12.21)

本日はお買い物と、その後、来年公演の打ち合わせと、軽い忘年会(なぜか背広姿の茅野イサムと過ごす夕べ)でありました。
 クリスマスのプレゼントを買ったのさ。甥と姪のためにね。
 3歳の姪が洋服とお帽子がいいと言うので、デパートに行ったのだが、驚いたね、高いねえ。あらステキと思って手に取るもの、すべてお値段もステキ!大人の恋人のためにだって、なかなかこんなの買わないよな、ってのまであるんだぜ。しかし、お洒落な叔父様としてはここががんばりどころなので、ケチらずにセリーヌで買いましたよ。
 甥のリクエストは、イグアナだったのですね。生きてるモノホンのやつだよ。大きくなると約2メートルだって。マジに買うのか、そもそもどこに行けば売ってるのか?俺に捕獲して来てと言うつもりか?と思って悩んだけど、イグアナは一人暮らしをしてから買うよと本人が言ったという情報を得て、ひとまずホッとし、結局、博品館に行っていろいろ買いました。姪の高級服と釣り合わす為には、オモチャも一個じゃ足りないのよね。
 私もいろいろ大変なんす。全方位的に気を遣って生きてるわけよ。

 さて、田中クンが速報を出してくれました。
 やると時はやる、田中クンに皆、拍手を送っておくれよぅ。
 これが来年の一発目の公式行事となります。5月にある博多座でのスーパー歌舞伎(新作・三国志パート3)の宣伝のためのイベントです。
 でも、このページ、九州の人とか見てくれてるのかなあ。いたら、書き込みとかして下さいよ。
 あと気になってるのが、海外在住の人とかもいるのかどうか。海外からの書き込みとかあると、盛り上がるなあと思うのです。 
 まもなくクリスマス。
 ワット ウィル ユー ドウ?(ジョンの声で) 



忘年会(2002.12.20)

本日は、横内常務(誰のことかわかるよね?)の奢りで、飯田橋美食処『作治』にて、ふぐコースをご馳走になりました。お腹いっぱいでございます。
 事務所勤務組は、気は若くてもやはりそれなりにオヤジ化しており、コース半ばにて満腹加減になり、これではお宝ふぐを残すことになると危機感を抱きました。そこで、急遽、まだ稽古場でさまざまやってたトシノリと研究生折笠、錦織を錦糸町から呼びつけました。
 「ふぐがあるから、すぐ駆けつけろ!」
 劇団てつくづく横暴な組織よね。
 でも呼びつけられた以上、駆けつけるのが掟であります。みんなそうやって育って来たんだ。45分ほどで来ましたね。この季節に額にうつすら汗かいて!
 しかし、さすが本当の若者です、雑炊のこげつきまでもきちんと平らげてしまいました。旨い、旨いと感動しつつね。
 若いっていいなと、オヤジ組はしみじみと空鍋をみつめて思った次第です。
 
 さて本日、私、髪を切りました。
 だから何だって、感じだけど、一応、本日の裏ネタを語るなら、私と茅野と、元団員の三木さつき、は同じサロン仲間であります。もちろんそれぞればらばらに行くんだけどね、一緒に行ったら気持ち悪いよね。んで、そこの美容師さんを通じて、互いの近況を知り合うという、奇妙な関係となっております。
 茅野さん、最近、…………とかに凝ってるみたいよ、とか教えてくれるんだ。座長も知らない、最新情報をね。
 んでんで、聞くところでは、さつき様は元気に、ドラマ出演を続けているようで、めでたしめでたし、でございます。
 あのね、彼女は円満退団ですからね、あしからず。



まだまだ今年……(2002.12.18)

今日は一日のほとんどをラブ3の演目作りに費やしました。しかし、おそらく何分の一かは稽古場だけで消えてゆくのです。切ないけれど、それでラブ3のクオリティは保たれているのだから仕方ないね。研究生は完全にラブ3モードに突入しています。
 ラブ3、未体験の人は、とにかく一度は見てみてよね。ある意味、本公演より泣ける、心打たれると毎年評判の舞台なんです。関係者である、私らも毎年泣かされてますからね。(辛いからじゃないよ。辛くて泣いてるのは、いつも捨て身で裏を支えてる田中クンと犬飼クンです) 

 さて、今週の素敵な行事についてお知らせ!
 22日に厚木市文化会館で、今年二度目の子供のための演劇教室が開かれます。今回はその後に厚木の方々との忘年会が予定されているので、劇団員大挙参加の豪華教室になるはずです。子供より先生の方が多い勢いかも。
 4年生から6年生まで、参加可能です。そういうお子さんをお持ちの方など、是非、参加して下さい。詳しくは、当ホームページの出演インフォーメーションコーナー(越境編)を見てね!一応応募は締め切ってるけど、ここを見て下さった方なら、何とか入れるように取りはからいますよ。
 ね、田中クンっ!

 あとね、情報遅れてゴメンなさい。今日の夜、演技者って言うフジテレビ深夜の番組で、私のインタビューがちょこっと流れました。
 自分でもゼンゼン気づいてなかった!
 さっきある会食の場で、人に言われてそうだったって思い出したんだ。
 見た人いるかな?ヒガシくんやカッちゃんがやってくれた「ジプシー」についてなんだけど。
 早くも年忘れアチャラカモード突入か?いやいや、もう少ししっかりやらねば。
 
 で、田中クン、コンサートの予定はどうなりそうかね?
 とまた田中を泣かせてみたりして……



今日の私(2002.12.17)

歌舞伎座に行っておりました。「椿説弓張月」鑑賞、その後、赤坂うまや(猿之助さんプロデュースのお店)、にて会食でございました。「いちご畑……」ですっかり忘れていた猿之助ワールドを味わって参りました。
 弓張月は三島由紀夫の作品です。私、三島作品には浅からぬご縁があります。近代能楽集の道成寺を演出しているのです。で、その時に、たまたま出演者が一言言ったアドリブがけしからんと、故三島夫人に、劇場ロビーの公衆の面前で怒鳴りつけられたという、希有な体験をしております。マジに罵倒されたのですぞ。周りのお客さんも青ざめたという異様な状況でありました。演出の良し悪しではなく、台本にないセリフがあったという、ただその一点で。
 とにかく一字一句変えてはならぬと言う、未亡人のチェックが厳しくて、三島作品は多くの演劇人にとって、鬼門となっていたのです。それが数年前に、未亡人が亡くなって、規制緩和となり、ある程度のテキストレジーが許されることになって、今回の上演になったのです。(弓張月は面白いところが多いけど、あのままじゃ、芝居にならない、と猿之助さんはずっと仰っておりました。)
 しかし今となっては、面白い体験だったと思いますね。何しろ世界の三島がらみの話なんですから。
 この三島事件はいつか、ちゃんと書き記しておこうと思っています。しかし、今の人は三島も知らなかったりするからね。
 知らない人は、インタネットで何者か調べてね!

 んで明日は、ラブ3の稽古に行ってきます。
 今回もまた盛りだくさんですよ。盛りすぎて、困ってるぐらいです。
 
 それにしても田中クンは偉いよね。全部にレスを返すんだからね。この心がけを見習わなくちゃだよね。ズボラな私には到底無理だわ……
 みんなゴメンなぁ。



本日通信(2002.12.15)

さっきテレビでオヤジバンドコンテスト見ていて、私も何かやりたくなりました。演劇に出会う前は、ギターだってちゃんと弾いていたんですよ。町田の鈴木楽器でモーリスギター買って。でも高校に入ってすぐ演劇に転向しましたから、エレキに持ち替える暇もなかった。得意分野はかぐや姫とか小椋佳とかね。小椋というのが何とも渋いでしょ、中学生でね。
 一度、六角ライブにも出ましたね。しかし歌い出したら、入りのタイミングが違うっていきなり六角にダメだしされて、やり直しを命じられました。それも満員のお客さんの前でだよ。もう二度と出てやるもんかと思いましたね。
 けど、時として、懐かしく触りたくなる。それがギター。
 中学の時は一応、オリジナル曲も作ったもんですが、すっかり忘れました。結構マジに愛を歌ったような気もするんだけどね。
 みうらじゅんみたいにとっておけばよかった。

 さて質問コーナー(?)にあったのもから一つ、みそ、と言う言葉について。テレビでとんねるずが使っていたのを以前みかけました。でも、そのはるか前、私が厚木高校に通っていた頃、同級生の女の子が、使っていたのを覚えています。ポンと言う少しマセた子で、美人じゃないけど雰囲気があって、人気がありました。ピアノの弾き語りで谷山浩子の歌を歌うのが上手でね。
 谷山浩子だよ、知らねーだろな。今時のお子さまたちは。
 みそ、は、たぶんどっかの方言か何かなんだと思うんだけどね。私はポンの真似をしているのです。

 ビリヤード研究会について報告。
 現在、会長が私、幹事が石坂史朗、そして会員が、高橋一生という3人で運営しています。新宿公演の時の昼間には、一生と真剣勝負をしました。私に勝てば、キュー(突き棒)を買ってやるという賭けで。一生は強運です。狙いは全くはずれていたのに、偶然、球が蹴り合って9ボールが落ちて勝ちました。で早くもマイキューゲット。現在3人ともマイキューを所持しています。
 扶桑町の公演では、犬山の外れにあるビリヤード場を電話帳で探し、大阪でも堺筋のプールバーを探し当て、研究会を開きました。実は石坂クンとは、この会を通じて知り合ったようなものです。彼もかれこれ所属して十年になろうかという人なのですが、今まで一緒に遊んだことはおろか、ちゃんと話し合ったこともなかったのです。ビリヤードを通じて最近ようやく、彼の人とナリがわかってきました。
 この研究会のお陰です。
  
 ただ私たちにはコーチが必要です。どなたか熟練の方がいたら是非コーチになって下さい。私もザカちゃんも、ボーラード50点前後の実力です。手玉のコントロールを早く修得したいです。来年は錦糸町ルパンのビギナートーナメントに出るのが目標です。

 あ、そうだ。幹事のザカちゃんは、来年の長野君主演の「フォーティンブラス」に出ることになってます。



書き込みブーム到来だねっ (2002.12.14)

なあんだ、こんなに人がいたんじゃんて感じです。
 で、皆様、温かいご声援をありがとう。痛風で、ぎっくり腰で涙目の田中クンと来週になったら相談して、どうするか考えます。よかったじゃないか、助けてくれる人がこんなにいて。なあ、田中クン。

 先輩の旦那様もありがとうございます。
 何を隠そう、先輩は、私の高校一年生の時の伝説の初舞台「夕鶴」で私演じる与ひょうの相手役、ヒロインのつうを演じた方です。当時の厚木高校には珍しく美しい方で、大変人気がありました。しかし私は一年ボウズでしかも、初めての演劇で、ついでにまだウブイ良い子だった。
 ヨコウチの、抱き締め方がなっていない、と言うか、そもそもちゃんと抱き締められていないと(つうを抱き締める手が3センチ浮いてしまっていたのですね。思えば私も純情でしたね。現在では、わざわざ役者に抱き締め方の手本をやってみせたりしてますからねえ。実演してみせる必要のない時まで……)、今はお天気兄さんの木原実先輩や、横田部長に怒られたものでした。
 ついでに裏話を語ると、同級生の岡本(今は別の名で扉座座員)は先輩に恋しておりました。まあ、岡本の場合は、見かけの良い人に会うと、いかなる時も自動的に恋におちる仕組みで生きていたのですが。私はと言えば、もちろん先輩の美しさに胸ときめかせてはおりましたが、その初舞台で、しっかり抱き合えなかったのが心の傷となり、その後、何となく近寄りがたい感じになってしまったのでした。先輩もまた清純な方で、年下の私をリードするなんていう感じの人ではなかったのです。
 しかしお幸せそうで何よりでございます。
 まあ、そんなことはどうでもよろし。

 それにしても涙の田中クン、案の定、弁解に終始しておりますなあ。如才なく謝ることだけ上手になって、こんな私に誰がした、って感じやねえ。
 誰がした、も何も、それが君の生まれついた性質なんだろうがねえ。
 たまに開き直ってみたらどうだね。逆切れしてみるとかさあ。オレだって必死でやってンだ、黙ってろよ!とかさ。
 生きるコンビニエンスストア、24時間・誰かのお役に立つ男、と言う君の生き様は素晴らしいが、辛いだろ?
 泣いたっていいんだぞ。年末だし。
 
 もう一つ田中クン励ましネタを披露すると、実は今、ラブ3の演目作りが佳境に入っております。今年中にふるいにかけて、残す演目と捨てる演目を選択するんですがね。調子に乗ってたくさん作りすぎちゃった。あまりに多くなりそうなので、私が大阪に行ってる間に一次予選をして絞っとけと命じたんだな。田中クンに私が。何しろ、今回は田中クンがメイン演出デビューなんだな。そしたら、全演目を見るのに10時間かかったんだって。扉座通信の締め切りとか、お役所への書類提出の締め切りとか、重なってる時だったんだけどね。
 腰が痛くなった後、10時間座り続けることになったのか、それとも10時間のために痛くなったのか、それは知らないけど。
 その上に、稽古場でエコノミークラス症候群とかね、かかったら話題だよね。

 まあ、その間、私らは大阪で遊んでました。もちろん、その天罰が下って、楽日に死にそうになったんだけどさ。 
 
 しかし田中よォ、それでもまだ多すぎるだろ。オレは5時間以上も見るのヤだぜ。次の選考までに何とかしとけよな。



すげえ(2002.12.13)

かつてない反響ありがとうございます。
 どのご意見もごもっともで、早速検討したいと思います。が、そう簡単なことでもないかもだなあ。と思ってしまう、この現実。
 このページは基本的には田中クンが担当してるんだけど、各地のワークショップと事務所仕事と、今度のラブ3の演出と、奴も最近フル稼働でね。毎日涙目状態であります。この上、ホームページを毎日更新しろ、わかったか、わかったか。とか言ったら、本当に泣くだろうな。ここのやり取りだって奴は実は毎日、見てて、内心風向きがヤベエなあと、思ってるに違いもんな。なあ、田中クンよぅ?
 怒らないから、正直な気持ちを発言してみそ。
 本当は誰か別の座員で、こまめに管理してくれる奴がいればいいんだけどね。ところがこれがほぼ絶望的なんだな。何しろパソコン普及率が低いんです。そんな金があるなら、飲む、とか食うとか、バクチに使うって奴ばっかりで、ここにおける座員たちの発言の多くは、たまたま事務所に来た奴が、田中たちにやり方教わりつつ事務所のパソコンで書いてるのが大半なんだよね。今は皆、お休み体勢で事務所にも来ないからね。
 座員の反響はないと言うより、きっと知らないのだね。我々がこんなふうに盛り上がってること。
 それとあと、私、すなわち座長がここに居座ってると、他の者たちの出現率は明らかに減りますね。よっぽど嫌われているのでありましょうな、私は。うっかりこんなとこに出て、余計なダメ出しとかされたらかなわんとか思うのでしょう。
 ミユキも、怒らないから素直な気持ちを述べてみそ。
 あ、いかん。今日は愚痴モードじゃなくて、明るい姿勢で臨む予定だったのに……

 でもね。とりあえずこうして盛り上がってるじゃん、と。私は喜ぼうと思うぞ。
 とにかく今は、大変な公演乗り越えて、本当にほっとしてるとこなんですな。で、何か人と話したいというか、雑談したいとね、そう言う感じなのです。まあ、大きなところの更新はまだしばし出来ないと思うけど、私はちょくちょくいるんで、それで繋いで下さいまし。
 私が消えないと、他の者たちが出てこないと言う問題はあるかもしれないけど……

 しかしホームページ立ち上げの時は、ホント、私しかここにいなかったんだから。で、扉座が如何にしたら演劇ブックの表紙になるか、と言うしょーもない、だが切実な議題でいつも2、3人で話り合ったりしてたもんさ。アゲインの初演の頃だよ。それからすれば、スゴイ進歩なのよ、これでも。
 
 ともかく皆様、書き込みありがとうね。
 他の者たちは未だですけど、私と管理人田中、及び事務所勤務者たちはちゃんと読んでますからね。
 で、何とかせねばと思ってます。ただもう少し時間を下さい。
 そしてもっといろんなこと書いて下さい。
 コンサートのことも、ホームページのことも。



ドアクラブの皆さんへ(2002.12.11)

この公演がキッカケで、座内で音楽熱が高まっています。で、ついに茅野イサムがやってる野球部と、私がやってるビリヤード研究会(人数が少ないのでまだ部に昇格できない)に続き、有馬を世話役とする軽音楽同好会が発足しました。
 で、かねてよりそろそろ何かイベントをやれないかと、模索していたドアクラブ企画として、コンサートとかすれば練習にも力が入るのではないかと言う案が浮上しています。
 4月頃に、どっかのライブハウスとか借りてやろうかな、と。まずはドアクラブ会員優先でね。
 楽日しか来れなかったクラプトンやミックにも、今度はちゃんとセッションに参加して貰ってさ。
 ミックがかつてラジオ番組の中で、別の名前でリリースした幻しの名曲「ラブ」とかも聞きたいよね。

 ただね、こういう催しを今までにも何度かやってきたけど、なかなか大きく盛り上がらないんだよね。確かに一部の会員の方はとても盛り上がってくれるんだけど……
 驚くほど数が集まらない!
 お食事会も人数不足で出来なかったし。
 まあ、本格的なコンサートは初めてだから、今までのは参考にならないかもしれないけど。
 是非、皆さんの声を聞かせて貰いたいです。
 扉座通信についてもね、いつもあまりに反響がなくて寂しいんです。何か一方的な発信ばっかでね。もう少し刺激的な紙面づくりが必要なのかしらね。
 現在800名ほどの会員ですけど、とても慎み深くお行儀の良い会員の皆さんです。運営もしやすくて、助かるのだけど、でもやっぱり皆さんのパワーがもっと欲しい。
 皆さんの声をお聞かせ下さい。
 ここのページはそういうことでも使いたい。
 皆さんの声を聞いて、コンサート案をまとめます。

 追伸 とちぼりぃ、結婚おめでとうなぁ。ますます活躍して、早く扉座の番組作ってくれよなあ。



ヨーコ・オノすごい (2002.12.10)

犬飼情報をありがとう。確かに私には奴の目に涙は見えていましたが、なるほど汗もたくさんかいたのですね。ハイ、犬飼は山中ほど汗かきじゃないので、やはり冷や汗なのでしょう。にしても、ダラダラ流れる冷や汗というのも珍しいですなあ……
 しかしね……
 あのイマイチ頼りない前説舞台を、関西方面でというより我が国でとっても有名な、放送作家の寺崎要さんという方が、いたく気に入ってくれて、是非、大阪の番組で使いたいと出演オファーを頂きました。もっとも番組前説で、ですけどね。だがそれだって分厚い吉本芸人たちがシノギを削る関西前説業界です。寺崎さんは、大阪にはこういう音楽性のあるのがないのだよと、おっしゃっていました。あの、洗濯板プレイと音楽性と言う言葉が結びつくとは、まったく思っていなかったので、正直疑心暗鬼ではありますが、ホントの話であります。
 どうする、犬飼?ついにメジャー・デビューかもだぞ?
 お前たちで、勝てるのか吉本若手軍団に!

 ますます熱くなる前説トリオストーリーに皆さん、参加して下さい。

 さて、ジョンの命日。皆さん、如何お過ごしでしたか?
 私は埼玉スーパーアリーナへ行きました。坂本教授や大貫妙子さんとかが出るジョンに捧げるコンサートね。その前に、ミュージアムに行って、特別展示を見てね。今、ジョンが最後にかけていたメガネが展示されているのです。有名な血染めのメガネ。
 
 オノ・ヨーコさんも出てきました。つくづくグレートで、素晴らしい人です。とても69歳だなんて信じられない。最もパワフルでチャーミングでありました。
 伴が、舞台でやっていた、あの怪鳥のような奇声ね。あれをマジでやってくれましたよ。曲の間はもちろん、素の挨拶の時まで。
  皆さん、ありがとううううう……きぇええっっっあああ!
 って。マジすよ。私、これを聞いたとき、あまりの感動で本当に腰が抜けそうになりました。
 こないだ見たポールといい、今夜のヨーコといい、ホントに世界に名を成す人ってのは、キョーレツですね。歳取っても、変わらないんだ。自分を信じ抜いて、変なことや奇妙なことを堂々と続けてる。そしてそれを世界に愛させる。
 
 でもね、イマジンの大合唱の後、ヨーコさんが天に向かって、泣き声で、ジョン、ウィー、ラブ、ユー!って叫んだとき、不覚にも私も涙が出ました。
 
 まあ、もともとジョン・レノンに対しては多少の思い入れはあったけど、何か、今年のことで、一気に私の中で大きなモノになってしまいましたね。
 昨日、芝居を終えて、今日、その人のコンサートに行った。
 現実と幻想が今も私の中で錯綜し続けています。
 当分、社会復帰できない感じだ。まあ、いいか、今年はもう芝居は書かないからね……



ありがとう(2002.12.09)

死んだように眠りつつ、東京に帰ってきたヨコウチです。
 見られていますね、思わぬところで恥ずかしい姿を……
 鼻水とか、垂らしてなかったでしょうか……
 それはともかく、今日は開演が大きく遅れて、ホント、申し訳ありませんでした。私たちも冷や汗ものでありました。最後の最後で、ほとんど油断してましたからね……
 舞台機構にのっぴきならないトラブルが起きて、始めるに始められませんでした。無理して始めたら、途中で芝居が止まる恐れがあったのでね。まあ、壊れたモノはしょうがないから、時間かけても治してやろうと、で、結果45分おしですからね!
 帰ってしまう人がしても、仕方ない、申しない!って気持ちで一杯でした。しかし、これはもうホントに来て下さった、すべての方が、開演を待って下さいました。
 努力の甲斐あって、トラブルも快復し、良い舞台をお見せできたと思います。
 こういう時は燃えるんです。芝居者って言う馬鹿どもは!

 しかし無礼覚悟で申し上げれば、終わってみれば、これはこれでまた珍しいモノも見て頂けたたかな、と。とにかくなんとかしなくてはと思い、皆、必死でしたからね。
 まずは前説トリオを呼んで、今から30分間お前らで、面白くつなげと、いきなり命じてみました。
 無茶な座長命令です。
 「犬飼、悪いんだけどサ……」って。
 こういうときの私のお願いは、ホントに悪いことだらけであります。
 客帰したら、殺すぞとか脅しつつ言うのですけどね。
 すると犬飼が、ホントに犬のような目で、私をじっと見返しましたね。勘弁して下さって、顔で……
 そんな目で見たって、公演そのものがピンチの時なんだから、命じられた者がやるしかないんですけどね。
 けど見かけによらず小心者の弱い犬飼は、石坂に救いの目を向けた。すると石坂は、よし、俺が何とかする、とか言いましたね。最年長だしね。が、これはマズイ。彼の場合は大心者と言うか、はっきり言って無謀な人なんです。自分が見えてない。
 
 それには私を含め有馬とか、茅野とか、他のメンバーたちが猛反対致しましたよ。石坂は、何もしなくていいから、と。石坂のアドリブの実力は私たち、ようく知っていますから。皆さんも、知ってますよね?この公演でも、そのチカラをいかんなく発揮し、客席を何度も凍らせてくれました。
 前説隊には、柳瀬亮輔もいるのですが、まだ新人だし、真面目が取り柄みたいな、固い奴で(私生活はそんなに固くないけど)とてもこの重責は担わせられないしね。まさかタップダンスショー45分するわけにもいかないし。 
 
 で、まあ、仕方なく、犬飼が、断頭台に向かうような感じで、責任を一身に負って、舞台に出て行ったのです。

 で、45分間とにかく哀れな犬目の犬飼がつないだ。
 ところが私はトラブル対処に必死で、何がそこで行われたのか、よく知りません。
 そこで目撃者の方々、そのつなぎ具合に対してどうか忌憚のない感想をドシドシお聞かせ下さい。それにより今後の犬飼の処遇が決まってきます。



明日から大阪(2002.12.06)

私は朝の新幹線で乗り込みます。
 今日はラジオ日本で、今度の日曜日(8日)の深夜12時から放送するジョン・レノン特集の番組にゲスト出演でした。
 ジョンの命日だからさ。
 ほとんどビートルズマニアという感じの人たちの中で、一人だけ素人発言してきました。とはいえ、少しは勉強したからね、音楽方面の知識は乏しくても、生き様方面のことはね。
 ただ、自分で書いた後だから、事実と創作がもはやゴッチャになってるので、ところどころ自分の書いたセリフをてっきりジョンの発言のように語ってるところもあるかもしれません。マニアの方々、ゴメンネ!

 さて、明日、山田まりやクンが出るのは「笑っていいとも」の電話のコーナーです。うちもお花を……それもなるべく目立つやつを出しておけと、赤星に命じておきました。私はきっと移動中で見れないので、皆さん、チェックとダメだしよろしく。
 明日はハードデイでワーキン、ライク、あ、ドックの感じですが、明後日は昼公演を終えた後、身内の打ち上げをやって、いよいよラストに雪崩れ込みます。
 もちろん、最後の最後の特別企画を用意しています。
 もうポールにはならないけどね。この日は、長く扉座の歴史に刻まれることとなるでしょう。

 ともあれ、関西方面の方々、よろしくね!



ラストスパート!(2002.12.05)

みんなはすでに大阪ですが、私は明日一日東京で仕事をして、6日に乗り込みます。19時から、ラジオ日本に出るらしい?もしかしたら録音だけかもしんないけど(自分の仕事を把握してないネ)。ジョン・レノンのことを話すらしい。関東のみ放送だから、もう宣伝でもないんだけどね、最近は、にわかジョン・レノン語り部になっている私であります。もちろん9日のコンサートも行くよ。さいたまスーパーアリーナね。
 あと、これはたぶんフライングだけど、6日に山田まりやがフジのお昼の番組にでるらしい。これは最後の宣伝ですな。それを済ませて大阪入りという過酷なスケジュールだけど、山田はこの舞台に賭けてるからね、がんばり抜く覚悟らしい。
 いろいろと打つ手は打ったけど、まだ満員には遠い近鉄小劇場。最後の大波が起きてくれるのをひたすら願う日々であります。ここに来て、いろんな人がチカラを貸してくれているのも、
大きな希望です。木内先生もありがとうね。
 しかし、もはや待ったなし。すべての迷いを振り切って、自分たちの芝居を信じてあと三回に臨みます。
   
 私はもちろん毎日ロビーに立ってます。
 見かけたら、どうぞ気楽に声を掛けて下さい。
 さまざまグッズも売ってます!



帰ってきました(2002.12.02)

名古屋と扶桑の皆さん、どうもありがとうね!
 正直言って、大盛況とはいかなかったけど、いろんな劇団が名古屋公演に挫け始めているなか、私たちはもう少しがんばりますからね。どうかこれからも応援をヨロシクお願いします!
 名古屋のアートピアはキレイで便利なとこにあって良いホールでした。ただ、9時30分に全部終わらせなきゃならないホールの決まりがあってね。大変でした。新宿では40分を越えていた芝居ですからね。
 定刻通りに始めて、休憩も短くすると言う荒技を使いました。お客さん方、慌ただしくてごめんなさい。
 そして何よりも申し訳ないのが、カーテンコールね。
 ゼッタイやるという決まりではないのですが(ない方が良いという意見も一部にあるようです)、実はもう一曲オマケが用意があったのですよ。アンコール曲がね。まあ、たいしたモノでもないんですが。制限時間破りになって来年以降、アートピアに出入り禁止になったりしたら困るので、どうしてもやれませんでした。申し訳ない!
 今度行く時はもう少し短い芝居で行くようにします。
 それにしても9時30分に入ったのは奇跡でした。
 石坂なんか脅されていましたからね。つまんないネタで、時間とるんじゃネーゾって。よってアートピアはさまざまな部分が簡潔で、とてもテンポの良い舞台になったと思います。
 また、終演後、遅くまで撤収を手伝ってくれた劇団ガッツの皆さん、どうもありがとう。ゆっくりお話しできなかったのが残念でした。
 扶桑町ではいつもの夢応援団の皆さんどうもありがとう。扶桑公演は雰囲気が厚木に似てきました。何をやっても温かい声援があってね。いつかあの小屋が満員になるのを夢見て、何とか続けて行きたいと思います。 

 さて、いよいよラストスパートです。
 でもまだ、大阪もイマイチ盛り上がりに欠けています。何度も言うけど、再演は難しい作品です。あと三回、どうかお見逃しのないように。
 また関西方面にお知り合いのおられる方、どうか宣伝にご協力下さいまし。
 そのためにも感想のコーナーに、もっと声をお寄せ下さいナ。
 今は口コミが一番強いのですから。





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